雨が降ったりの日が続き

寒くなってきましたね。

お店ではほんの数日前まで冷房を

いれていたのに、今はしっかり

暖房が入っています。

 

朝はすごく寒いのに、日中はぽかぽか陽気

だったり。。。

気温差も大きいので風邪などひかないよう

お気を付けくださいませ😺

 

さて、今日は青森から紅玉リンゴが

届きましたので、毎年楽しみな

「タルトタタン」を焼くため準備を

する過程をご紹介しようと思います。

 

紅玉のりんご🍎

ちょっと小さめ真っ赤なかわいいりんごです。

りんごにはフジやジョナ、王林など、、、

たくさんの種類があるけど、

この紅玉はしっかりとした酸味と

実がしまっていて熱を加えても

崩れにくいのでお菓子にはぴったりの

りんごです。

シェフはこの紅玉りんごが大好きで

秋になるといつもこのりんごが届くのを

首を長くして待っています。

 

今年も少し前に第一回目のりんごが届いたので

早速準備を始めます。

 

まずは皮むき

毎回結構な量のりんごの皮をむくので

皮むき器を使った方がいいんでしょうが

みんなでわいわいむいています。

誰が一番長く皮をむけるか⁉大会など

やっていると(笑)いつのまにかむき終わって

いるんですよね😄

りんごをオーブンで焼きます。

 

取り除いた皮や芯の部分なども

捨てずに使いますよ

 

美味しさが詰まったきれいな色のエキスがとれるので

一緒に加えます。

 

焼いたリンゴを型に敷き詰めて

オーガニックシュガーをベースに

ベルジョワーズ(甜菜糖)やカソナード(キビ糖)などの

砂糖を加えキャラメリゼしていきます。

ミネラル分がしっかり残ったまろやかな風味の

オーガニックシュガーに

精製されていない分とても風味が良い

ベルジョワーズ、カソナードが

加わり、深いコクと風味のりんごが焼き上がります。

オーブンからちょっと出してチェック。

りんごとキャラメルのすごくいい香りが

厨房全体を包みます。

皮などからとったエキスも加えて

あめ色になるまでしっかりと焼き上げます。

 

完成!
りんごの美味しさがぎゅぎゅぎゅ~っと

濃縮されました。

少しだけ、ほんのりピンク色。

キャラメリゼした甘さと紅玉の程よい酸味が

とっても良いです👍

このままアイスクリームや生クリームと

一緒に食べたい。。。ところですが

これからパートブリゼ(タルトの生地)と合わせて

さらに美味しくしていきます。

 

毎年人気のタルトタタン。

とても長くなったので、このケーキについては

またお知らせしようと思います。